相見積もりの取り方
着物の査定額は会社によって差が出ます。1社で決めない理由はここにあります。
なぜ差が出るのか
同じ着物でも評価が変わるのは、その会社が「どこに売る先を持っているか」が違うためです。
・国内の呉服流通に強い会社は、産地物や作家物を高く評価しやすい
・海外に販路がある会社は、絹素材そのものや、状態の良い普段着に値をつけることがある
・リサイクル全般を扱う会社は、着物単体では専門店に及ばないが、家具や食器とまとめて引き取れる強みがある
つまり「どこが高い」ではなく「自分の持ち物とどこが噛み合うか」という話です。産地物が多いなら専門性の高いところ、量が多くて片付けが目的なら幅広く扱えるところ。
取り方の手順
①同じ条件で2〜3社に依頼する。同じ品物、同じ状態で。1社目で売ってしまうと比較ができません。
②日程を近づける。間が空くと、条件や相場が変わります。できれば同じ週に。
③1社目の金額を、2社目に言わない。言うと、それを基準に組み立てられます。白紙の状態で出してもらったほうが、本当の評価が分かります。
④内訳を聞く。「全部で〇〇円」だけでは比べられません。どれにいくら付いたかを聞いてください。
④ができると、A社は帯が強い、B社は紬が強いといった特徴が見えます。分けて売るという選択肢も出てきます。
金額以外に見る点
この4つは金額と同じくらい重要
①古物商の許可があるか。買取業には都道府県公安委員会の許可が必要です。番号を明示しているかを見てください。
②評価の理由を説明できるか。説明できない金額は、根拠がないか、説明する気がないかのどちらか。
③断ったときの対応。ここに事業者の姿勢が最も出ます。
④着物以外も扱えるか。片付けが目的なら、まとめて引き取れるほうが手間が減ります。
やらないほうがいいこと
・自分でシミを抜こうとする。価値を下げます
・証紙やたとう紙を先に処分する
・「どうせ二束三文」と決めつけて、まとめて廃棄する。査定は無料なので、出してから決めるほうが損がない
・急いで決める。着物は腐るものではありません。1週間待つコストはほぼゼロ
・一人で立ち会う(高額になりそうな場合)。判断に迷ったとき相談できる相手がいると安心です
→ 値がつくものの分け方/査定の流れ/実家の片付けと合わせて
無料査定を申し込んで比較の基準を作る
査定は無料です。査定額は品物の状態により異なります。
- 査定は無料です
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 査定額は品物の状態により異なります