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実家の片付けと合わせて

着物は片付けの中で最も判断が難しい品目です。量があり、価値が分からず、処分に気が引ける。

このページの内容
  1. 手をつける順番
  2. 量が多い場合
  3. 気持ちの整理
  4. 残す選択

手をつける順番

①着物を一箇所に集める。箪笥、押入れ、天袋。散らばったままだと全体量が分かりません。

②紙類を一緒に集める。証紙、購入時の資料、たとう紙。ここで捨てない。

③残すものを先に決める。形見として残す1〜2枚。先に決めておくと、あとの判断が軽くなります。

④残りを査定に出す。分類は査定側でもできるので、迷ったら分けずに全部出す。

⑤値がつかなかったものを処分する。この順番なら、価値のあるものを捨てる事故が起きません。

逆順(捨ててから査定)にすると取り返しがつきません。処分は必ず最後です。

量が多い場合

箪笥2棹、着物50枚以上といった規模なら、次を検討してください。

出張査定にする。持ち出す作業だけで半日かかります
着物以外もまとめて扱える先を選ぶ。食器、家具、貴金属、切手。回数を減らせます
作業日を分ける。1日で終わらせようとすると判断が雑になります
写真を撮っておく。あとで家族に説明するときに使えます

家全体の片付けとして進める場合の順序は、別に整理しています。→ 実家の片付けと買取

気持ちの整理

着物の処分が進まない理由は、多くの場合価値の問題ではなく気持ちの問題です。

母や祖母が大切にしていたものを、値段をつけて手放すことへの抵抗。これは自然な感情で、無理に押し切る必要はありません。

現実的な折り合いのつけ方:

1〜2枚だけ残す。全部残すのは無理でも、1枚なら残せます
写真に撮る。物として残さなくても、記録は残ります
「次に着る人に渡る」と捉える。買取に出したものは、多くが再び着る人の手に渡ります。廃棄とは行き先が違います
今決めなくてよい。迷うものは箱に入れて、期限を決めて後回しにする

残す選択

残すと決めたものは、残し方を決めないと結局傷みます。

たとう紙を新しくする。古い紙は湿気を含んでいることがあります
防虫剤は1種類だけ。複数種類を混ぜると、化学反応でシミの原因になることがあります
年に1〜2回、風を通す。晴れた日に半日
直射日光は避ける。色が褪せます
ビニール袋に入れない。湿気がこもります

手入れが難しいと感じるなら、残す枚数を減らすほうが結果的に良い状態で保てます。10枚を放置するより、1枚を手入れするほうが価値が残ります。

値がつくものの分け方査定の流れ

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